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シナモン水。

薬膳フレンチはお水も薬膳です!
自然農の畑さんからいただいたシナモンの葉を、それはそれはおいしくお水にしてもらって感動。わたしがつくるよりまろやかで、口の中がスッキリとしました!

アンケートにも、家でもやってみます!とか書かれていて、嬉しかったです〜。講座中何杯ものみながら、ああわたしにとって、薬膳は趣味だな!と思いました。

むかし、村上春樹さんのエッセイに趣味の定義みたいなことがかかれていて、それがすごく印象にのこり、事あるごとに思い出していました。

昨日も思いだして、あれはどの本だったのかな?と確認してみたら、『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』でした!68ページです。

読み直してみると、定義とはこんなふうでした。

「暇があると出来心でやってしまい」
「生活のためにやっているわけではなく」
「頼まれたからやるわけでもなく」
「使命感に燃えているのでもないし」
「勉強のためにやっているのでもないし」
「その行為自体が好きで」
「飽きずに延々と続いている」

村上さん曰く、ご自身にとって「翻訳」の仕事はこんなふうだから、現実にはそれで収入も得てはいるのだけど、やはりこれは趣味としかいえない、というようなお話でした。「翻訳」がいかに大好きかが伝わりますよね!

20代の頃、わたしにとってそれはインテリアでした。

というとカッコいいけど、まあただの室内ヲタクですよね。買うならお化粧より室内のもの、ヒマさえあれば雑誌をみてお店をたずね、旅先で写真をとるとホテルの室内のものが景色より多い。

学校にも通い、仕事もそういうのをやっていましたが、だんだんと「室内のことは自分の家のことだけで満足かな?」みたいな感じにおちついてきて、今度はデザインすることが楽しくなりました!

自分の結婚式のホームページを作ってみたり、テーブルの上の朝ごはんの写真を撮って案内ハガキにしてみたり、式で使う雑貨やお菓子の写真をアルバムにしてみたり。。休みにそんなのをチマチマやるのが、楽しくてしかたないのでした。

中でもウェブづくりはどんどん楽しくなり、学校にかよい、デザイン事務所にもつとめました!

が、三年くらいたつと、デザインも室内のことみたいに「自分用にだけやれたら十分」と思うようになりました。

その頃にはもうヨガに出会っていたから、クラスのHPやチラシを作ったりして、一人でキャッキャデザインを楽しんでいました。

外からの仕事も受けていたけれど、気持ちとしては、デザインは薬膳ヨガのものだけやっていけたらいいな〜と思っていたんですね。

今はどちらも仕事にはしていないけれど、室内のこととデザインは大好きで、どちらも頼まれてもいないのにやっていて、息抜きみたいに、その行為自体が好きです。

ヨガと薬膳もそうです!

これは、収入を得ているし、苦手なこともやる羽目になりますが(笑)、生活のためというよりはそばにいたいんですね!

だからメールなどで、これからクラスなので電話は午後で、をふつうに「これから仕事なので、、」と書こうとすると、違和感があります。なんて書こうか、いつも困るんですよね。

かといって「100%趣味」ともいいきれないのです。使命感もあるし、頼まれなくてもやるけれど、デザインと違って、頼まれたい気持ち、人の役に立ちたい気持ちが大いにあります!

そのうち、ヨガや薬膳も室内のことやデザインのように、「自分のためにやるだけでいいかな♪」とか思うのでしょうか?ただの大好きな趣味になり、別のことで収入を得るのでしょうか?

うーん、ちょっと想像できない世界です。それになんだかさみしい!

でもそうなったら、薬膳もヨガもその新しいこともぜんぶひっくるめて、そこにあるすべてが楽しいのでしょうね〜。

さあて、今日はお金のクラスです!

昨夜、知り合いの女の子が、「お金のことはつい敬遠しがちだけれど、仲良くなると楽しいですよね!」というようなことを書いてきてくれました。

わかるなあ、仲良くって。
デザインでいうと、わたしは100円玉の色と文字がすごく美しいと思っていて、ラブです。100円玉がお財布にたくさんあるとワクワクします!

それから一万円札が、なにか頼り甲斐ある、男の親友のイメージ!やりたいと思ったことを叶えてもらった思い出が多いから。お礼に焼肉でもご馳走したい(笑)

今日も楽しいサンデーですね〜。